ミノキシジルがAGAに効果的な理由

ミノキシジルがAGAに効果的な理由

AGA(男性型脱毛症)関連でよく耳にする、「ミノキシジル」という言葉。AGA対策に使用するもの、というぼんやりとしたイメージは持っていても、実際のところどんな仕組みで効果があるのかよくわからない、という人も多くいるのではないかと思います。

 

なぜ、ミノキシジルがAGAに効果があるのか、毛髪の話を交えて紹介します。そもそも、ミノキシジルは発毛剤として開発されたものではありませんでした。ミノキシジルには血管を拡張する効果があり、高血圧の薬として某製薬会社が1960年代に製造したものだったんです。しかし、それが後に発毛効果があることが発見され、1980年代に脱毛症の外用治療薬として販売され始めて今日に至ります。

 

それでは、なぜ高血圧の薬として開発されたはずのミノキシジルに発毛効果があるのでしょうか。それは、「血管を拡張する」効果と関係があります。血管を拡張するということは、血行が良くなるということです。

 

そもそも、AGAの原因は遺伝と男性ホルモンの影響といわれています。5αリダクターゼという成分により、ジヒドロテストステロン(DHT)という脱毛ホルモンが生成されると、髪を発毛させ育てるために必要な栄養を運ぶ血管が収縮し、頭皮の血行が悪くなってしまうんです。すると、栄養を受けられない髪は初期成長期から中期成長期へと移行できずに、細く短い髪のまま抜け落ちてしまいます。これが、AGAの人が抱える「ヘアサイクルの乱れ」になります。

 

そこで、効果を発揮するのが血管を拡張させる働きのあるミノキシジルです。通常AGAが原因で抜け毛薄毛が進んでしまっている場合、自然に回復する可能性はほぼないに等しいのですが、ミノキシジルはジヒドロテストステロン(DHT)により収縮した血管に作用し、一度脱毛スイッチの入ってしまった毛根を再生させることができるんです。なので、AGAが疑われる際には、ミノキシジル配合の育毛剤を利用するというのも有効な治療法の一つと言えます。